国立研究開発法人 産業技術総合研究所触媒化学融合研究センター 触媒固定化設計チーム 深谷 訓久 主任研究員、崔 準哲 研究チーム長、佐藤 一彦 研究センター長、化学プロセス研究部門 化学システムグループ 片岡 祥 主任研究員、Nguyen Thuy研究員らは、コルコート株式会社と共同で、ケイ素化学の基幹原料であるテトラアルコキシシランを、砂や植物燃焼灰、産業副産物などから、従来よりも短時間に高効率で直接合成する技術を開発した。なお、今回開発した技術は、豊富に存在するさまざまなシリカを含有する原料に適用でき、金属ケイ素を経由しないので、有機ケイ素原料の省エネルギー・低コスト製造につながり、今後の有機ケイ素材料の利用拡大に貢献することが期待される。
詳細に関しては産総研ホームページ
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2016/pr20161025/pr20161025.html